「原因」をなくすと、体調が良くなります

ペット食育協会©︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。

 

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ペットさんが病気だったり調子が悪かったりする時、飼い主さんは「病気を治したい!健康になってほしい!」と考えると思います。

でも、気をつけないといけないのは、

・病気を治したい

のと、

・症状を消したい

のとは、

全く違う話だということ。

 

「病気を治す」とは、その病気になった原因を突き止めて、その原因をなくして、根本解決をして二度とその病気にならないことを言います。

「症状を消す」とは、
・痒がっている痒みをとるために薬を飲む
・アレルギー陽性になった食材を食べない
・涙やけの軽減のためにごはんを変える
・腎臓病対応のたんぱく質を減らした療法食を食べる
・心臓病だから薬を飲んでドッグランに行かない
などです。

症状を消すだけだと、

・痒がっている痒みをとるために薬を飲む
→ 薬を飲まないと痒みが出る(要するに、治ってない)

・アレルギー陽性になった食材を食べない
→ その食材を食べたらアレルギー症状が出る(要するに、治ってない)

・涙やけの軽減のためにごはんを変える
→ ごはんを変えても涙やけが薄くなるだけ(要するに、治ってない)

・腎臓病対応のたんぱく質を減らした療法食を食べる
→ 血液検査の数値がそのままか悪くならないだけ(要するに、治ってない)

・心臓病だから薬を飲んでドッグランに行かない
→薬を飲まないと悪化する、走りたい子なのに走れなくてイライラする(要するに、治ってないしストレスがたまる)

ことになります。

 

何事にも原因はある

ので、症状を消しただけだとその原因を決してないわけですから、また症状が出ます。それを再発と言いますが、もし同じ症状が出なくても、違う症状が出たりして、結局「健康になってない」んですね。

飼い主さんの希望は「病気を治して、健康になる」なわけですから、解決してないということになります。

では、どうすればいいのか?ですが、私が講座でお話ししている中で、

ごはんが原因でその病気になった

子はほとんどいません。

 

皮膚の痒みを伴うアレルギー症状の子だとしても、飼い主さんにみっちりとインタビューをすると、「やっぱり食べ物じゃないですよね」という話にしかならないんですね。

獣医さんがなんと言おうと、申し訳ないのですが、獣医さんはペットの病気を治す専門家であり、「犬の食べ物の専門家」ではないので、私が聞いただけでも?????ということをおっしゃることがある。

で、ですね。

飼い主さんたちとお話をしていて、一番多い解決方法は、

家をきれいにする(カビをなくす)

口内除菌をして歯磨きをする

なんです。

 

ついこの前も、「うちの子はアレルギーなので食べられるものが少なくて手作り食に限界を感じている」という飼い主さんが講座を受講されました。

話を聞いてみると、

・痒みが発症したのは初夏
・「血液検査」によって食べられないものがわかった
・今(冬)は痒みはない
・でも、実家に行くと痒がる
・ご実家の方にとある症状がある
・自分も、人間の子供も、皮膚アレルギーの症状がある

ということでしたので、

「夏には除湿機をきちんと使っていますか?」とお伺いしたところ、「使ったほうがいいですか?」とのこと。要するに、お使いになってない。

私ははっきりお伝えするほうなので、「使ったほうがいい、ではなく、日本に住んでいる限り使わないとダメです」と言います(笑)

で、お部屋の状態を聞くと、なんと「湿気で壁紙が剥がれてくる」「黒いカビが見える」とのこと…

そのあたりで、その方はお気づきになりました。

「全部、合点がいきました。とにかく、家をきれいにします」

と。

 

そして、「きちんと歯は磨いてますか?」と伺うと、「磨いてます」とおっしゃる。

でも私はその辺は経験値が高いですから(笑)

「ご自分で、毎日、磨いてますか?」

と再度聞きます。

ここで、「はい、ちゃんとやってます」とおっしゃる方は、今のところ0%です(苦笑)

よく聞くと、痒みだけではなく、涙やけもあるとのこと。

「手作りで水分を摂っているのに涙やけが治らないのは…歯か…」

と、そこでもお気づきになられました。

 

部屋のカビも、口内ケアも、飼い主さんはなんとなくそれが原因かもしれないけど追求したくないから放置していた案件なんです。

だから、原因がなくならないから、症状が続くわけなんですね。

 

もちろん、カビや口内ケアだけが原因ではないですし、他の原因もありますから、それだけをやっても良くならない子はいると思います。

でも、もし、その2つがまずできていないのであれば、そこから対応すると何かしらいいことがあるかもしれません。

 

私のペット食育講座では、「その原因は食べ物ではないかもしれない」という視点を飼い主さんに持っていただくこと「も」大切だと思ってお伝えしています。

今まで食べ物が原因だと思っていたけど、他の視点もほしい!という方がいらっしゃいましたら、ぜひ講座でご相談ください。6月までの講座日程を掲載しましたので、HPでご確認頂ければと思います。

 

 

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