うちの4頭に手作り食を与えている理由

ペット食育協会©︎上級指導士のobabaこと安藤愛です。

今日は改めて、なぜ私がうちの4頭に手作りごはんをあげているのかを書きたいと思います。

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私が手作り食を始めたきっかけ

私がペット食育入門講座を受けたのは、2015年7月でした。

母犬ローズが7歳になる年。
子供たちがあと少しで2歳になるタイミングです。

ローズはとにかく食いしん坊で、フードも手作りもなんでも残さず食べる子でした。まさに、犬!って感じのMダックス。

そのローズがベビちゃんを6匹産み、うちには3頭(リーフ、ピノ、ブラン)が残りました。

そのローズの子供たちが、ある日突然カリカリフードを一粒も食べなくなったんです。生後4ヶ月の時のこと。

食いしん坊ローズから、まさかごはん(フード)を食べない子が生まれるなんて!とビックリしたのを覚えています。

その出来事がきっかけで、入門講座を受講した2015年7月まで、フードだけだと食べてくれない子供たちのために、ずっとカリカリに手作りのスープおかずをトッピングして食べさせていました。

フードにトッピングをしている中で出てきた疑問

ローズだけの時から、フードにトッピングをしていましたし、たまに時間があると100%手作りのごはんも作ってましたから、人間の食べる食材をあげることに関しては、特に不安も抵抗もありませんでした。

もちろん、ちまたでウワサになっていた「犬が食べてはいけないもの=NG食材」は気にしていました。でもそれ以外はなんでもあげていましたので、全く食生活に問題はなかったし、健康上の問題もありませんでした。

けれども、フード+トッピングを続けていたら、疑問が出てきたんです。

<疑問1>
フードの内容と量はこれでいいの?

特に、子供たちがパピーの時から始めてまだ成長期で元気いっぱいの時だったので、

「これで足りるの?」

「逆に足りてない?」

「毎回計算する必要があるの?」

とか

「鶏肉が続いてもいいの?」

「豚肉は脂身が少ないヒレの方がいい?」

「魚はやっぱりたまには食べるべき?」

という疑問がなんとなーくある状態でした。

<疑問2>
栄養バランスってどう考えればいいの?

どの雑誌やどのサイトを見ても、手作り食だと栄養バランスが悪いと書いてあるし、確かにフードの袋にある成分表を見ると、手作り食だと全然足りないことがある… と気づき、やっぱりフードを何かしらの形で食べないと足りない栄養素があるんじゃないの?と思っていました。

だから、何かのお祝い事で100%手作り食にした次の日にはフードを多めに入れたりしていたんですが、

「それで大丈夫なのかな?」

とか

「でも元気だし健康だしこれでいいんじゃない?」

「とはいえ、きちんと十分な栄養を摂るために何をどう気にしたらいいのかな?」

という、小さな疑問が多くありました。

<疑問3>
やっぱりフードは入れないとダメ?

最初に書いた通り、ローズの子供たちは基本的にはフードだけだと全く食べません。

フードだけだと、

「え?これを食べるんですか…?えーーー…いやなんですけど…」
(ジリジリお皿の前から後退り)

な状態になります(^^;)

なので、フードにトッピングは必須。

でも、現実的な問題として、4頭分のフードとトッピングするための食材を両方買うのは、意外とお金がかかる。特に、質の良いフードを選んで買っていたので、安くはないフードを大量に買わないといけない状態でした。

ということもあり、

「手作り食だけにするのはダメなのかな?」

「手作りだけだと、きちんと栄養が摂れないのかな?」

「フード高いしな…」(←切実!)

と思っていました。

ペット食育入門講座を受講して

そんな状態で、そんな疑問を持ちながら1年半を過ごしていた中で、なんせ10年前のことなので何がきっかけかは忘れてしまいましたが(^^;)ペット食育協会の講座があるのをみつけました。

そのころは東京に住んでいましたので、一番近くの先生にご連絡し、一番直近の入門講座を予約したのを覚えています。

約2時間の講座を受講しての感想は一言。

なーんだ。
100%手作りでも全く問題ないじゃん!

です(^^)

講座から帰る途中でその日の夜の食材を買って、その同じ食材で、自分のおかずと4頭の100%手作りごはんを作ったのを覚えています。

それから10年ずっと100%手作り食でうちの4頭様は美味しい食生活を送っています。

100%手作り食にして良かったこと

入門講座を受講した際には、まだトッピングをして食べさせる用のカリカリフードの在庫がうちにはありました。

でも、

100%手作りでも大丈夫!

もうフードは無理して食べさせなくても大丈夫!

もう高いフードを買わなくても大丈夫!(笑)

と思ったので、その残りのフードは、いつもお世話になっていたペットホテルに差し上げました。ショップ犬の皆さんで召し上がってください!と。

結局、カリカリフードは家になくなりましたが、問題は何もなく、不安も感じず、むしろいいことばかり。

<良かったこと1>
めちゃくちゃ嬉しそう

フードだけだと食べない子供たちも、フードにトッピングをしていればきちんと完食はしてくれていました。

でも、100%手作りを続けたら、嬉しさ倍増!な感じで、食べっぷりも、食べた後の恍惚の表情も、さらに良くなったのを覚えています。

手作り食だとこんなに嬉しそうに食べてくれるんだ!作り甲斐ある!と私も嬉しくなったのを覚えています。

<良かったこと2>
食費が少なくなった!

先ほど書いた通り、フードにトッピングをすると、フード代もかかり、プラストッピング用の食材費もかかります。

なるべく良いものを食べてほしいと思っていたので、カリカリフードはかなりこだわった高いものを選んでいました。

うちの子たちの体重で計算すると約80g/頭/日のフードでしたから、単純計算で、80g x 4頭 x 30日=9,600g。要するに、1ヶ月で高いフードが10kgも消えていました… 今考えると、恐ろしい額の出費です。

でも手作り食にすれば、自分の食べる食材にプラスちょっと多めに色々買って、あとはお米があれば過ごせます。フードのコストがかからなくなったのは、多頭飼いの我が家にはとても大きなメリットだったんです。

<良かったこと3>
犬のにおいがしなくなった

当時、私はサラリーマンで、帰宅がかなり遅くなるも多くあったので、週に1回は4頭をホテルに預けていました。それもあり、1ヶ月に1回は必ずシャンプーをお願いしていましたし、当時からきちんと歯磨きはしていました。

なので、「臭くなる要因」はほぼなかったんですが、100%手作りにしたところ…

シャンプーの香りの奥底に潜むかすかな犬臭さが全くなくなったんです!

もしかしたらあれは… フードの臭いだったのかな?と今になっては思います。

<良かったこと4>
フードロスがなくなった

とても忙しく会社員として働いていましたが、簡単なものではありますが、朝ごはんはきちんと家で食べていましたし、夜は遅くなってもなるべく家で食べるようにしていました。

特に子供たちが生まれてからは、早く家に帰って一緒に過ごしたいと思ってダッシュで帰宅。帰りがその日中(24時まで)であれば、そこから自分の夕飯も作りましたし、うちの子たちのごはんもチャチャっと作ってあげていました。週末はもちろんほとんど4頭と一緒に過ごす日々。

そうなると、一人暮らしでも食材をきちんと買うようになります。
肉魚も多め、野菜はキャベツ1/2とかにんじん1本とかではなく、1個丸ごとやいくつも入っている袋とか。

でも、ほぼフードロスはありませんでした。

なぜなら、「この野菜がちょっと余ってるから食べてもらおう」と刻んで入れたり、作り置きのスープにしたりできるから。

あまり大きな話ではないけれども、食材は大切にしたいと思いますから、そんなところも良かったところだなぁと思います。

入門講座後、ペット食育士2級、1級をすぐに受講

今日は久々に、手作り食を始めた時のことを考えてみました。

考えている中で、とにかく思い出されたのは、食事のたびに見るみんなの美味しそうな顔

ごはんを作っている時からそわそわして、家中を走り回って興奮して、食べる時の咀嚼音も幸せな音楽のようで(笑)

うちの子たちの嬉しい顔を見ていたら、もっと勉強したくなり、2015年7月に入門講座を受講したあと、2ヶ月後の同年9月に2級、その3ヶ月後に1級を受講しました。

入門→2級→1級と進む中で思ったことは、

あーやっぱりなんでもいいんだ。
何を食べてもいいんだ!
だって、人間と同じ動物だもの!

です(^^)

2015年に1級まで勉強した翌年2016年5月、うちの子たちが走り回れる庭を求めて東京から鎌倉に引っ越し、同年10月にサラリーマン終了!会社を辞めて、飼い主さんとわんちゃんの幸せを願うブランド Seaside Roseを立ち上げました。

わんちゃんのごはんやグッズを販売し始めて、そこで感じたのは「伝えること」の難しさです。

それもあり、「伝えること」を学ぶためにペット食育協会の養成講座に申し込みました。

そこに関しては、次回のブログで書きたいと思います(^^)

最後に

タイトルの「うちの4頭に手作り食を与えている理由」ですが…

喜んで、美味しそうに食べてくれるから!

それを見て、私も嬉しいから!

です(^^)

え?
健康のためではなく?
病気にならないためでもないの?

まぁその辺はなくはないですが、栄養学を勉強して、犬4頭と暮らして、そして10年以上手作り食をあげ続けて、行き着いたのは、喜んでくれるから!

その辺はまた別途詳しく書きたいと思います!

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